私は今まで日本人の方に色々なことを教えてもらっています。学校で日本人の先生に教えてもらったり、上司の日本人におしえてもらったり、取引先の経営者の方に教えてもらったりしている「直接に教えてもらっている」以外に、間接的に教えてもらっている場合も多いです。今回はこの間接的な教えを紹介します。
大学1年生の時のお話です。当時日本語を勉強し始めて私が感じたのは、日本人の先生の少なかった大学では日本人との会話があまりできなかった欠点の一つでした。それで、大学に頼らず自分で何とかした方がいいと考えて、ベトナム語を勉強している日本人の方と友達になることにしました。頑張って、何とか日本人の友達をみつけて、交換で日本語とベトむ語を教え合うことになりました。大学で会って2時間程度お互いに教え合うことを決めました。1回目は私が授業が終わった後すぐだったので問題がなかったのです。
しかし、2回目は学生寮から大学に行かなければなりませんでした。それで、私は3分遅刻しました。ベトナムでは大体20分遅れても「遅れ」とはならなかったので、約束時間より3分遅れて到着するのは「早い方」です。しかし、私は1時間待ってもその友達は現れませせんでした、仕方が無くて帰ることにしました。帰ってから彼に電話で聞いてみたら「あなたを待っていましたが来なかったので私は帰りましたよ」と言われました。正直に私は少しショックを受けました。
でも、その後ゆっくり考えて見たら「なる程、時間を守る日本人の習慣ですね。いい勉強になりました」と自分に言いました。これは、初めて日本人の方から習った貴重な授業でした。本当にまでも彼に対しては感謝の気持ちでいっぱいです。
当然その「事件」以降は絶対遅刻しないようにしていました。逆に私自身が時間に対して「神経質」だと言われた程、時間を守ることに気を付けてきました。
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