ベトナム人実習生についてある記事を読んでみました。その中には食品を買う金が無く「川魚をとって飢えをしのいだ」と書かれていました。これが事実なら可哀想です。技能実習制度を即廃止しなければなりません。
しかし、99%は事実ではなく、いい加減な過言か嘘でしかありません。その理由は次の通りです。
まず、技能実習生は居住である社宅の他に最低の報酬(収入)が保証されているからです。つまり、仕事をしなくても、毎月幾らか支払われています。この金額は会社によって変わるかもしれませんが、日本で普通の生活を送る為には充分な金額です。よって普通に生活を送れば、 「食品を買う金がない」状態になるのはあり得ません。
お金がなくなる理由は仕送りした為だとか、借金を返済した為だとかと説明する人は多いですが、これは言い訳です。というのも、お金がないにではなく、計画無しで使っているために無くなったからです。日本に来る前には来た後の毎月の収入も説明されています。その時点でちゃんと借金返済と仕送りの計画を立て、日本に来たらその計画の通りにすれば、お金が無くなるはずがありません。
それに仕送りしてしまった後に金不足が生じた場合は本国の家族から送ってもらう方法もあります。他には友達から借りるのも可能です。どうしてもの場合は、受け入れ先である会社からお給料の前借りをお願いしる方法もあります。又は管理組合に助けを求めることもできないことはないです。日本では「お金の貸し借りはよくない」と言われていますが、実習生を受け入れている企業さんでは必要に応じて前借りを認めている所が多いです。それに「飢えをしのぐ」程度なら代金ではんくて1-2万円程度で充分です。とにかく川魚を取らなければならない状況にはなり難いです。
「日本でお金が無くて飢えをしのぐために川魚をとらなければならなかった」という実習生の話は「パチンコをやりすぎて金がなくなってしまい、物乞いの生活を送らなければならない」という話とはあまり変わりません。
勿論、上記の話はご法的に滞在している技能実習生についてのお話です。契約を破って失踪し、不法滞在者は別の話です。が、不法滞在者の中には金が無くて飢えをしのぐ為に川魚をとらなければならない人がいれば、「自業自得」なのです。
新聞記者の方にはもう少し情報収集を行って客観的な立場にたって正確な記事を書いてほしいです。ベトナム人の一方的で都合のよい言い訳ばかりを伝える(誤解を招く)記事は辞めてほしいのです。
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