新型コロナ拡大の影響で、世の中が変わっています。日本も例外ではありません。色々な事が起こっていて、政府が対策を取るのに猫の手も借りたい程大変忙しいです。その状況の中で評価できる対策も結構ありますが、外国人に対する対策はあまりよくないと私が思っております。今日はその理由を簡単にご説明致します。
働きたい外国人がたくさんいるのに、人手不足の会社は採用できない:
新型コロナで仕事を無くした外国人はたくさんいます。一方、仕事が無くなって倒産した会社もたくさんありますが、職種によってはとても忙しい会社もあります。しかし、募集しても人は来ない状況でとても大変です。当然仕事がなくなった外国人の中には働きたい人もたくさんいますが、在留資格関係で働いてはいけない状況です。普通なら在留資格で「縛る」でもいいのですが、新型コロナの影響で異常な状態なので、政策を変えて、働きたい外国人に働いてもらった方がいいです。「政策を変えるのは簡単ではない」と反論する人もいると思いますが、政府がやろうとすれば、簡単です。給付金に関する政策が簡単に変わったのを考えたら理解してもらえるかと思います。
帰国したい外国人がいるのに、又、たくさん入国させる:
統計データを見ていないので正確な数字は分かりませんが、帰国したい外国人はたくさんいると思います。ベトナム人だけでも帰国を待っている人数は数万人です。毎週マスメディアが「帰国を待っている外国人は仕事がなく、食糧がなく大変だ」と情報を流しているように、彼らは「大変な状況」なのです。この状況の中で又更に外国人を入国させるのはちょっと考えられません。人材不足の問題を解消するなら、先にも書いたように、政策を変えて待機中の外国人を活用した方がいいです。
余計なことを書きますが、新型コロナがどうなるか分からない状況の中、更に外国人を入国させるのは、税金の無駄遣いにも繋がります。といいますと、新規に入国する外国人の保険や給付金等は日本で働いている人が納めた税金が使われるからです。
曖昧なコロナ防止対策:
又、もう一つ大事なことがあります。それはコロナ拡大防止対策です。確かに、入国後、「公共交通機関使用しない」や「隔離」等の決まりはありますが、決まりだけを作っておいて、実際(入国した人達)がちゃんとそれらの決まりに従って行動するかどうかまでは確認していない状況になっています。確かに、日本人の(殆ど)の方はきちんと決まりの通りに行動していると思いますが、外国人はそうではありません。監視されなければ従う必要はないと思っている外国人も多いです。なので、甘いな決まりで監視&確認を行っていない状況はとても危ないです。
日本と日本人、それに日本にいる外国人を守るという観点から考えれば、日本政府には、外国人に対するコロナ拡大防止対策をもう少し現状を踏まえて具体化させた対策を出した方がいいと思います。
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