この数日 一人の中国人が日本の無人島を購入した動画がネットに流れていて、人々の注目を引いている様です。日本人の反応(表現)方法は人によって異なっていますが、主な内容は、外国人が日本の土地所有権を持つのを反対している事になっています。これは自然的な愛国心の反応の結果としては評価出来ると思います。同時に、日本人の愛国心不足の現れとしても見る事が出来ます。つまり、これはマイナスになる面です。
今回はなぜ愛国心不足だと言えるのかについて説明したいと思います。
➀日本の土地が売られているのは初めてではない:
外国人も日本の不動産を購入して所有出来る事実はずっと前から存在し続けています。情報公開されていないだけですが、今回無人島購入以外にも外国人の日本の不動産の購入は沢山行われています。例えば、中国人が北海道の土地を沢山購入したり、京都でチャイナタウン開発を予定したりしているニュースは既に流れています。つまり、今回の中国人の女性が購入した無人島よりも規模の大きい取引は日本の各地で行われています。
さらに国防に影響のある自衛隊の基地の周辺の土地も中国人によって購入されている様です。私がある本の内容にも驚いてしまいました。それは、沖縄でも基地用地の10分の1は中国人の所有になっている内容でした。
今回中国人の女性の方が無人島を購入している事より何倍も深刻な上記の状況について、把握したり反対したりしている人々が少な過ぎています。本当に残念です。
➁土地だでなく、色々な物が売られている:
実は土地所有件以外に日本では沢山の大事なモノが売られています。
細かい事を書くのは時間がかかりますので、簡単に代表の例を取り上げる事にします。興味のある方はご自分で調べてください。
+労働市場: 外国人労働者に安く売られている。
+水(水道):外資の企業に売られている。
+農業: 大事な種子を外資の企業が手に入れている。
+業魚権: 売られている。
+ゴミ処理: 売られている。
+食事の安全:売られている。
+森: 売られている。
もっとありますが、これ位にしておきます。
ここで私が言いたいのは、日本で、沢山の大事なモノが様々な形で売られているのが現実である事です。又、この事実を把握しなかったり、無関心だったりしている人は多い様です。中国人の女性が無人島を買った事に対しては強く反発しているのに、上記の悲惨な事実に対してはほぼ無反応な状態は可笑しいです。私としては理解出来ないのです。
私はこの「無反応」の現象を「愛国心不足」の現れと呼ぶ事にしました。
なぜ?理由は次の通りです。
+愛国心の強い人なら既に情報収集を把握している。
+愛国心の強い人なら既に反対活動している。
+情報を持っている愛国心の強い人なら今回の中国人女性の無人島購入に対しては、びっくりして反発していないはずだ。
+愛国心の強い人なら今回の件に対して具体的な防止対策を提案する。
まぁ 色々な事を取り上げる事が出来ますが、纏めますと、自国の実態状況に対する無関心による無知だと言えます。今まではこの態度で問題が無かったですが、これから先は危ないと思います。もっと自分の国の情報を把握する様にしなければ、国が危ないと思います。当然ですが、外国の情報も出来るだけ、客観的な立場に立って、取集する必要があります。これらの情報を踏まえて自分なりの判断基準を持ち、愛国心を表さなければならないと思います。
今回私が取り上げた内容はすべて「外国」と「外国人」が関わっているのは事実です。それで、一部の人は、外国人のせいにしているようですが、問題は外国人と外国から来たわけではありません。問題は日本国内にあるのです。それは、日本国を運営している責任を負っている政治家の問題なのです。当然、政治家を選んだのは日本国民なので、日本国民にも責任があると言えます。グローバル時代の今日では、「外国」を否定して「鎖国」することは不可能です。なので、外国と外国人の存在を認めた上、政策を考えなければならないです。外国と外国人が関わっているから「危ない」「失敗」ではなくて、適切な政策が無いために、失敗しているだけなのです。
中国人の女性の日本の無人島購入に対する日本人の反応から見えた「愛国心不足」現状
今回、中国人の無人島購入は、外国人が初めて日本の不動産を購入した訳ではなりません。ずっと前から外国人が日本の不動産を沢山購入しているのです。