今回は、レンタルサーバーの選択についてのお話です。自宅サーバー運営歴は15年位ですが、レンタルサーバーも使っています。レンタルサーバー使用歴の方が長いです。正確に覚えていませんが、20年以上だと思います。今でのレンタルサーバーは殆ど海外レンタルサーバーにしています。日本は一回のみで、数年使っていました。
日本のレンタルサーバーから海外レンタルサーバーに切り替えてからは、なかなか日本のレンタルサーバーに戻れない状況です。なぜかと言いますと、日本国内レンタルサーバーよりも海外レンタルサーバーの方が、私にとって、よい点がたくさんあるからです。そのよい点を纏めて見ますと、次のようになります。
1/レンタル代が安い:
最近円安の影響で差が無くなっていますが、以前は国内サーバーと比較して海外サーバーの方が安いです。レンタル代は毎月掛かっている為に、少しの差でも年間で計算すれば大きな金額になります。同じスペックでも日本国内サーバーは海外サーバーの倍になっている場合もあります。なので、海外サーバーにした方が得なのです。
2/サポートがよい:
ちょっと不思議ですが、日本はサビースがよいことで有名になっていますが、レンタルサーバー領域のサポートは海外に負けてしまいます。まず、スピードの話ですが、海外サーバーは24時間チャットや電話による確実なサポートが提供されています。何か問題が発生した場合、すぐに対応してもらえます。これに対して日本の場合は、殆どチャットによるサポートはありません。何か問題が発生した場合は、メールか(営業時間内なら)電話(繋がらない場合も多い)になっています。対応してもらうまでは時間が掛かります。仮に、土曜日の夜にサーバーが止まったとします。海外サーバーの場合は、すぐに対応してもらえますが、日本国内のレンタルサーバーは、次の月曜日まで待たないといけないかもしれません。ウェブサイトとメールが2日位とまったら被害が大きくなる場合も少なくないです。
又、技術レベルでも海外のサポートスタッフの方が技術レベルが高くてすぐに問題を解決してくれます。日本の場合は、技術のことを知らないコールセンターのスタッフが対応してくれる場合もあります。結局、問題解決できず、更にイライラしてしまいます。
3/制限が少ない:
レンタル―サーは、HDDとメモリの容量や転送料や使用できるソフト(アプリ)等の制限があります。これらの制限についても、海外レンタルサーバーの方が制限がすくないです。つまり、日本国レンタルサーバーよりも、海外レンタルサーバーの方がずっと使いやすいのです。場合によっては、海外レンタルサーバーは無料&無制限にしているのに日本国内レンタルサーバーは有料にしているのもあります。ですので、使用者の立場からすれば、海外レンタルサーバーのメリットがたくさんあります。
上記は、私が感じた海外レンタルサーバーのメリットですが、当然デメリットもあります。一つ目のデメリットは、英語でやり取りしなければなりません。英語が分からない人は少し難しいです。又、信頼できる会社を選ぶのも難しいです。二つ目は、海外にサーバーがあることに対する不安です。事実上国内にあるサーバーと海外にあるサーバーとはあまり変わりがないですが、心理的に心配してしまますね。私の場合は、最初のレンタルサーバーも海外レンタルサーバーを使用していましたので、慣れていますが、慣れていない方なら慣れるまで少し時間がかかります。