当ブログについては、前にも書いた通り、最適化を行いました。数日様子を見た結果、ページのロード速度は前よりもかなり早くなって来ました。序でに会社のホームページにも手を出して見る事にしました。会社のウェブサイトのテーマ(テンプレート)は少し複雑だった為に、出来上がるまで時間はかかりました。今回はサイトの速度が速くなったよりも、新しい技術を体験できたのはよかったです。ちなみに、行ってのはサイトロードの速度を上げる次の項目です。
CDN導入:
まずCDNの定義から説明します。CDNは下記の通り、定義されています。
CDNとは「Content Delivery Network(コンテンツデリバリーネットワーク)」の略で、ウェブコンテンツを効率的かつスピーディーに配信できるように工夫されたネットワークのことです。
引用元:https://www.kagoya.jp/howto/network/cdn/
簡単に言えば、ウェブサイトのコンテンツをユーザーの近くに置いて早くアクセスできる仕組みです。上記のサイトから詳しい説明がありますので、ご興味のある方は読んでみてください。内のウェブサイトのサーバーはアメリカにあります。サイトへのアクセス過程は見えないのですが、内のウェブサイトを見るのにはアメリカにあるサーバーにアクセスしなければならないです。CDN導入によって、わざわざアメリカにアクセスしなくても日本にあるキャッシュのサーバーにアクセスするだけで済みます。
http/2 導入:
クライアント(Webブラウザ)とWebサーバーとの間で、どのようにデータをやり取りするかを定めた仕様がHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)です。http(1)ではクライアントがリクエストした順番に対してレスポンスしています。つまり単独のタスクです。http/2では平行でマルチタスクでレスポンスしていますので処理速度は上がっています。内が使用しているサーバーにはhttp/2が既に入っていましたが、オフになっていました。今回それをオンにしました。
画像最適化、データベース最適化:
最近までは重たいと言われた普通のjpgやpng等の画像を使っていました。今回はウェブサイト用の画像『WebP(ウェッピー)』に変換して軽くしました。データベースの方は使えば使う程不要なゴミの様なものが溜まってきてサーバーの動きを邪魔します。これらのゴミを掃除してサーバーをスッキリさせて上げました。
不要な機能等をオフにした:
他には不要な機能をオフにしたり、不要なCCSを削除しました。ウェブサイトの構造は機械とはあまり変わらないです。ある部分で余ると思って削除したら違う部分で動かなくなってしまいますのでやりながら検証するのは大変でした。
15前はインターネットの回線が遅くて、ウェブサイトの技術も発展していなかったために、サイトのコンテンツを見るのには凄く時間が掛かりました。しかし、最近インターネットの回線の速度が改善されている為に日本からアメリカにあるサーバーにアクセスしてもそれ程「遅い」と感じなかったです。コンテンツを表示させるのにも支障はなかったと思いましたので、そのままにしました。今回はCDN導入等といった最適化を行った結果、サイトのロードの速度は結構上がってびっくりしました。皆さんお時間があれば自社のサイトの速度も見直した方がいいかもしれません。ただし、自分で勉強してやってみた方がいいです。このような不透明な部分が多い作業を業者に委託したら結構金がかかります。
私の場合は、サイトの速度を上げたかったよりも、新しい技術を体験してみたかった気持ちの方が強かったです。CDNやhttp/2についての本いくらを読んでいてもサイト上で実際やってみないと分からないことが多いです。今回やってみてその変化を体験できたのはよかったです。
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