最近技能実習生制度が廃止される可能性もあるとニュースではよく流れてきました。「可能性がある」と言われていても長く存在している既存のものを無くして新しものをすぐに作り出す習慣がない日本では、今年か来年に技能実習生制度がいきなり無くなる可能性は低いと思います。技能実習生制度の廃止タイミングは、さておきにします。
ここでは、仮に技能実習生制度の廃止が実現されば場合、困るのは誰かについて考えてみたいです。
やはり、一番困るのは組合さんです。と言いますと、技能実習生制度が無くなったら、安定的な収入源がなくなるからです。
次には、企業さんも困ります。一定の期間(=3年間か5年間)技能実習生が転職しないと保証している技能実習生制度が無くなるために、保証企業さんは安定的な人材供給がなくなるからです。
次に困るのは警察や行政機関だと思います。なぜかと言いますと、技能実習生性を廃止して特定技能に一本化された場合、外国人労働者の権利は増えますが、行動範囲も広がり、犯罪に手を染めやすくなる意味にもなっているからです。
近い内に、技能実習生制度を見直す会議が始まるようです。この会議では本質的な改革を決めてほしいと私が願っています!!!