半年前に本屋で『保護者のためのいじめ解決の許可書』という本が偶然に目に入ったので購入して読んでみました。その時は「子どもがいじめられた時の対応のため」という目的を持って読んだのではなくて、学校におけるいじめ問題の本質を理解するためだと考えました。
この本を読んで学校におけるいじめ問題や先生(教員)の方の大変さもよく理解できました。この本の特徴としては研究者が研究して書いた本ではなく問題解決に関わった(ある意味では当事者の)方が書いた本なので実用的で分かりやすいです。
先生(教員)の方のこと以外に、教育委員会のことや教育委員会と学校との関係もよく説明されています。いじめを解決したい方は勿論ですが、教育に興味のある方でも読んでみる価値は充分にあると思います。
色々な内容が書かれていますが、一番印象に残っているのは、学校で問題が起こった時にその解決のすべてを教育委員会に任せきりしてはいけないところです。
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