最近日本国内に於けるベトナム人の求人状況からは変化が現れて来たと感じています。1年前は、ベトナム人の求職者が多かったです。しかし、現在はベトナム人を募集していても応募者が現れてこないです。1年前は、ベトナム人が仕事がなくて困っていました。現在は募集しても人が来ないで企業さんが困っています。なぜこのような変化が起こったのかを考えてみましょう。
新型コロナの影響による解雇:
新型コロナの感染者が増え始めた1年前の時点では、交通や運送等が制限されて、仕事も減ってしまいました。日本の企業さんは、リストラを始めました。リストラんの最初の対象は勿論非正規でベトナムも含む外国人労働者になっていました。それで、たくさんのベトナム人が仕事を無くしてしまいました。当然仕事を探しても見つける事ができませんでした。その後はニュースにも出てきたように、お寺等でコロナ難民になっていました。
緊急事態宣言の影響:
2020年4月に一回目の緊急事態宣言が発令されて状況がさらに悪化してしまいました。経営活動が一部制限されて企業さんは更に人事に関わることを考えなければならない状況におかれました。それで、ベトナム人の新規採用&面接を諦めることにした経営者も少なくなかったです。又、既に手続き済みで入国待ちの場合でもキャンセルした企業さんも珍しくなかったです。結果的には今年入国するベトナム人を減らすことになりました。
コロナ慣れてから人材不足判明:
新型コロナでパクニックになって潰された企業さんもあれば、仕事が増えて忙しくなって来た企業さんもあります。中には、最初は仕事が減ったが、コロナ慣れてきたら仕事が増えてきた企業さんも多いと思われます。新型コロナが落ち着いて仕事が増えたら、人材不足であることが判明しました。
ベトナム人が直ぐに仕事を見つける:
人手不足が分かった企業さんは、急いでベトナム人を募集し始めました。しかし、たくさんの企業さんが同じ行動に出た為、新型コロナで仕事を無くしたベトナム人は直ぐに仕事を見つけて、しかも募集案件が多かった為、選択することもできるようになりました。結果的に、条件の悪い企業さんは、誰も採用出来なくなってしまいました。賃上げ等を行こなって派遣業者に依頼しました。今度は派遣業者が引き抜きし始めて、仕事をしているベトナム人まで辞めてもらい、違う企業さんに派遣すしたりする場合も珍しくなくなりました。
新規入国がなく、ベトナム人人材不足が続く:
すでに述べた通り、ほとんどの会社は、新規採用しないことにしなかったり、キャンセルしたリしている為、新規入国のベトナム人は殆どいません。空港閉鎖で、入国待ちのベトナム人も入国出来なくなった為、新規入国のベトナム人は前年度と比べて、すごく減っていました。現在では、給料を上げてもベトナム人は来ないです。というのも、日本国内で仕事を探しているベトナム人はもういないからです。この状況ですので時々転職したい子が出て来ますが、企業さんの足元を見て非常にわがままになっています。
アフターコロナの状況はどうなるでしょう?
新型コロナの感染が落ち着くと、現在入国待ちのベトナム人は一気に入国してくるでしょう。そうなりますと、今度は人材が余る状況になります。その後は、新規採用を行い たくさんのベトナム人は入国して来ると思います。こうなれば、今度は以前採用したベトナム人の中から問題のあるような子は解雇されて、ベトナム人の失業者が増えて来ると思います。
上記は、日本国内のベトナム人求人動向についてまとめてみました。アフターコロナになってから考えるのは遅いと思いますので、ベトナム人を採用したい企業さんは早く手を打った方がいいと思います。現段階で、募集&面接を行い、新型コロナが落ち着くと、入国させた方がいいのです。